本記事では、子どもの防災グッズについて、年齢別に必要なものリスト、子どもに持たせる迷子・防犯対策、選び方や買える場所、そして成長に合わせた見直し方法まで徹底解説。
小さなお子さんがいるご家庭で「何をどれだけ備えればいいの?」と迷っている方は、ぜひ最後まで読んでください。

この記事は、こんな人にこそ読んでほしいぜ!
- 赤ちゃんや小さな子がいて、何から備えればいいか分からない方
- 年齢に合った防災グッズを知りたい方
- 子どもとはぐれたときの対策まで備えたい方
子どもの防災グッズは何が必要?基本の考え方
子どもの防災グッズは、大人用の備えに加えて「子どもならではのもの」を年齢に合わせて用意するのが基本です。
大人だけなら水や非常食でしのげても、ミルクやおむつ、子どもが安心できるおもちゃは代わりがききません。
「足りなくて困るもの」を先回りして備えることが、子どもの防災の出発点です。まずは家庭全体の基本の防災グッズをそろえたうえで、子どもの分を上乗せしていきましょう。
まず「0次・1次・2次」の3段階で考える
子どもの備えは、持ち歩く0次、持ち出す1次、家に蓄える2次の3段階で考えると整理しやすくなります。
- 0次の備え…普段の外出時に持ち歩くもの。連絡先カードや最低限の水・おやつなど。
- 1次の備え…避難時にすぐ持ち出す非常用持ち出し袋。1〜3日分が目安。
- 2次の備え…自宅避難に備えた備蓄。1週間分を目標に。
すべてを一度にそろえる必要はありません。「外出時・避難時・在宅時」のどの場面で何が要るかをイメージすると、ムダなく備えられます。
子どもの分は「大人+α」で用意する
基本の防災グッズは大人と同じものを家族の人数分そろえ、そこに子ども特有のアイテムを足します。
水は1人1日3リットルが目安です。子どもも1人分として計算し、最低3日分、できれば1週間分を用意しましょう。
必要な水の量は、こちらの記事で詳しく解説しています。
【年齢別】子どもの防災グッズ必要なものリスト
子どもの防災グッズは、年齢によって必要なものが大きく変わります。
ここでは「0〜1歳」「2〜3歳」「4歳〜小学生」の3つの段階に分けて、欠かせないアイテムを紹介します。
お子さんの月齢・年齢に合わせて選んでください。
【0〜1歳】赤ちゃんの防災グッズ
赤ちゃんは自分では何もできないぶん、ミルク・おむつ・衛生用品が最優先です。
- 液体ミルク…水もお湯も使わずそのまま飲ませられ、災害時に特に役立つ。
- 哺乳瓶・使い捨て哺乳瓶…洗えない状況に備えて使い捨てタイプも。
- おむつ・おしりふき…多めに。おしりふきは体拭きにも使える。
- 離乳食・レトルト…月齢に合ったものを数日分。
- 抱っこひも…両手が空き、避難時の移動がぐっと楽になる。
- 母子手帳・保険証のコピー…受診や薬の確認に必要。
- 着替え・おくるみ・バスタオル…保温・授乳目隠しなど用途が広い。
液体ミルクは、ライフラインが止まってお湯を沸かせないときの命綱になります。普段から少しずつ使って慣れておくと安心です。
【2〜3歳】幼児の防災グッズ
歩けるようになる2〜3歳は、着替えと「子どもが落ち着けるもの」がポイントです。
- おむつ・トレーニングパンツ…卒業前後はどちらも用意。
- 着替え(多め)…汗をかきやすく汚しやすい年齢なので予備を厚めに。
- 使い慣れたスプーン・フォーク・コップ…箸が苦手でも食べられる。
- 小分けのおやつ…空腹と不安をやわらげる。
- 絵本・お気に入りのおもちゃ…避難所での退屈とストレスを軽減。
避難所では退屈や不安で子どもがぐずりがちです。お気に入りのおもちゃや絵本を1つ入れておくだけで、気持ちを落ち着けやすくなります。
【4歳〜小学生】子どもの防災グッズ
自分のことが少しずつできる年齢では、「自分で使える・身につけられる」ものを中心にそろえます。
- 子ども用の簡易トイレ…我慢させずに済む。
- 子ども用の常備薬…かかりつけの薬や酔い止めなど。
- 防災ずきん・ヘルメット…頭を落下物から守る。
- マスク・着替え・上着・軍手…衛生と保温、けが防止に。
- 小さな懐中電灯・ライト…暗い場所での不安をやわらげる。
小学生になると、防災ずきんを学校の準備品に含めているところもあります。女の子は、初経が近い年齢なら生理用品も少し準備しておくと安心です。
子どもに「持たせる」防災グッズ(迷子・防犯対策)
防災グッズは親が持つだけでなく、子ども自身にも持たせておくと、はぐれたときの命綱になります。
災害時は、親子が離ればなれになることもあります。子どもが自分の身を守り、助けを呼べる備えをしておきましょう。
迷子・はぐれ対策に持たせるもの
- 笛(ホイッスル)…がれきの下や声が届かない場所で居場所を知らせる。
- 連絡先カード…名前・親の電話番号・アレルギーや持病を記入。
- GPS端末・キッズケータイ…居場所の確認や連絡に。
- 小さな水・おやつ…はぐれている間の空腹をしのぐ。
特に笛は、大声を出し続けられない子どもでも居場所を知らせられるので、ランドセルやリュックに付けておくのがおすすめです。
連絡先カードには、親の連絡先とアレルギー・持病を必ず書いておきましょう。
防犯の面で気をつけること
名前は外から見えないようにするのが防犯の鉄則です。
持ち物や服に大きく名前を書くと、知らない人に名前を呼ばれて警戒心が下がってしまうことがあります。名札やお名前シールは、バッグの内側など外から見えない場所に付けましょう。

連絡先カードは、子どもが自分で助けを呼ぶための命綱だぜ。書いたら、子どもと一緒に確認もしておくと安心だ!
子どもの防災グッズの選び方と買える場所
子どもの防災グッズは、「軽さ・使い慣れ・成長への対応」で選ぶと失敗しません。
選び方の3つのポイント
- 軽い・かさばらない…子どもが背負うリュックは体重の1割程度までが目安。
- 使い慣れたもの…避難所では新品より普段使いのほうが安心できる。
- サイズ・月齢に余裕…すぐ成長するので、少し先を見越して選ぶ。
あれもこれもと詰め込むと、重くて結局持ち出せません。
本当に必要なものだけに絞ることが大切です。「買ったけれど使わなかった」を防ぐためにも、こちらの記事も参考にしてください。
どこで買える?(100均・3COINS・専用セット)
子どもの防災グッズは、100均や3COINSなど身近なお店でも十分そろえられます。
100均では携帯トイレ・ホイッスル・レジャーシートなどが手に入ります。3COINSの防災シリーズ「SOBANI」も手頃でそろえやすいと人気です。
本格的に備えるなら、年齢に対応した防災セットを1つ用意しておくと抜け漏れを防げます。
定期的な見直しが子どもの防災では特に重要
子どもは成長が早いため、大人以上にこまめな見直しが欠かせません。
サイズ・月齢に合わせて中身を更新する
おむつや服はすぐにサイズアウトし、ミルクは卒業、離乳食は幼児食へと変わっていきます。
半年に1回は中身を点検し、今の月齢・年齢に合うものへ入れ替えましょう。
普段使いしながら買い足す「ローリングストック」なら、消費期限切れとサイズアウトを同時に防げます。日常に組み込むのが続けるコツです。
グッズだけでなく「親子の約束」も備える
モノの備えと同じくらい、「はぐれたらどうするか」を家族で決めておくことが大切です。
待ち合わせ場所、連絡方法、避難経路を親子で話し合い、できれば一緒に歩いて確認しておきましょう。住んでいる地域の災害リスクも、ハザードマップで事前に確かめておくと安心です。
防災グッズと「親子の約束」がそろえば、いざというときに子どもを守る力がぐっと高まります。

お子さんの成長に合わせて、少しずつ備えをアップデートしていきましょう。





