赤ちゃんの非常食はこれがおすすめ!月齢別の選び方と失敗しないための注意点

赤ちゃんの非常食はこれがおすすめ!月齢別の選び方と失敗しないための注意点 防災グッズ

災害時、赤ちゃんの命と健康を守るためには、各家庭での非常食の備えが欠かせません。本記事では、0歳の授乳期から離乳食完了期(1歳半頃)までの赤ちゃんに特化し、月齢別の非常食の選び方や備蓄量の目安を詳しく解説します。

赤ちゃん用を含む「防災グッズ全体」のチェックリストについては、大元のまとめ記事を参考にしてください。

赤ちゃんの非常食は「自前での備蓄」が絶対に必要な理由

赤ちゃんの非常食の備え

避難所の配給食は大人向けが中心で、赤ちゃん用のミルクや離乳食はすぐに手に入りません。赤ちゃんの非常食は、必ず自分たちで備える必要があります。

過去の大規模災害のデータを見ても、おにぎりやパンなどの炭水化物が優先して配られ、乳児向けの支援物資が届くまでに数日以上かかるケースがほとんどです。消化機能が未熟な赤ちゃんは、大人用の食事を無理に食べることができません。

さらに、災害時の強いストレスや疲労、水分不足によって、普段は母乳だけで育てているお母さんでも一時的に母乳が出にくくなることがよくあります。母乳育児のご家庭であっても、もしもの時に備えて粉ミルクや液体ミルクをストックしておくことが命綱になります。

【月齢別】赤ちゃんの非常食・離乳食の選び方とリスト

月齢別の非常食・離乳食の選び方

赤ちゃんの非常食は、成長に合わせて細かく変えていく必要があります。わが子の「今の月齢」に合ったものを選ぶのが最も大切です。

授乳期(0〜4ヶ月):液体ミルクと使い捨て哺乳瓶

まだ離乳食が始まっていない赤ちゃんには、粉ミルクと液体ミルクの両方を備えましょう。

特に厚生労働省のガイドラインでも推奨されている乳児用液体ミルクは、調乳の手間がなく、お湯も水も不要です。断水時や避難所では衛生的な水の確保が難しいため、常温ですぐに飲ませられる液体ミルクは非常に役立ちます。

また、哺乳瓶は洗ったり消毒したりできない状況を想定し、使い捨てタイプの哺乳瓶や授乳用カップを備えておくと衛生的で安心です。

赤ちゃん用防災グッズ全般については以下も参考にしてください。

離乳食初期(5〜6ヶ月):食べ慣れたペースト状

離乳食を始めたばかりの時期は、すでに食べたことのある食材を使ったペースト状のベビーフードを備えましょう。

災害時に初めての食材を試すと、万が一アレルギー反応が出た際に、すぐに医療機関を受診できない危険があります。非常食には「すでに問題なく食べれた食材」だけを選ぶのが鉄則です。おかゆ系や野菜ペーストの瓶詰め・パウチが便利です。

離乳食中・後期(7〜11ヶ月):主食とおかずのセット

食べられる食材が増えてくるこの時期は、主食とおかずがセットになったベビーフードが活躍します。

「7ヶ月から」「9ヶ月から」など、月齢に合った固さ・大きさのものを選びましょう。

同じ味ばかりだと赤ちゃんが飽きて食べてくれないことがあるため、おかゆ系・うどん系など最低3種類以上のバリエーションを用意しておくのがおすすめです。

離乳食完了期(1歳〜1歳半):幼児用レトルトと心のケアになるおやつ

1歳を過ぎると幼児食に近づきますが、味付けの濃い大人の非常食はまだ早い時期です。温めなくてもそのまま食べられる幼児用のレトルト食品(甘口カレーなど)が重宝します。

そして小児科医などの専門家も指摘するように、災害時の赤ちゃんや子どものパニックを抑え、心のケアに直結するのが食べ慣れたおやつ(お菓子)です。赤ちゃんせんべいやボーロなど、いつも食べているおやつを多めに非常袋に入れておくだけで、大きな安心材料になります。

赤ちゃんの非常食は何日分必要?最低3日分の備蓄量目安

農林水産省や内閣府のガイドラインによると、各家庭での備蓄は最低3日分、できれば1週間分が推奨されています。乳児は大人と食べるものが全く違うため、確実に自前で用意しなければなりません。

年齢3日分の備蓄目安1週間分の備蓄目安
0〜6ヶ月(ミルク中心)粉ミルク:スティック20本+液体ミルク6本粉ミルク:スティック50本+液体ミルク14本
7ヶ月〜1歳半(離乳食)ベビーフード9食分+ミルク適量ベビーフード21食分+ミルク適量

これに加えて、ミルクの調乳に使う軟水のミネラルウォーターも必要量以上に多めに備えてください(硬水は赤ちゃんの内臓に負担をかけるためNGです)。

アレルギーがある赤ちゃんの非常食はどうする?

食物アレルギーのある赤ちゃんは、非常食を必ず1週間分以上、多めに自前で備蓄してください。

避難所の配給食にはアレルゲン表示がない場合もあり、安全に食べられる保証がありません。消費者庁が定める特定原材料等28品目不使用のアレルギー対応ベビーフードを日頃から探し、ストックしておくことが赤ちゃんの命を守る鍵になります。

【重要】赤ちゃんの非常食は「ローリングストック」でこまめに見直す

非常食を切らさない備え方|ローリングストックと保存

赤ちゃんの非常食は、大人以上にこまめな管理が必要です。理由は、数ヶ月経つだけで食べるものが大きく変わるからです。

先月まで食べていたペースト状の離乳食を今月は嫌がる、ということも珍しくありません。普段から少し多めにベビーフードを買い置きし、食べた分だけ買い足すローリングストックを実践し、少なくとも3ヶ月に1回は中身を見直しましょう。

まとめ:まずは今の月齢に合ったミルクと離乳食を3日分から

赤ちゃんの非常食は大人用で代用できないため、「食べ慣れた味を自前で用意する」ことが何よりの防災対策になります。

まずは今のお子さんの月齢に合った液体ミルクやベビーフードを、スーパーやドラッグストアで3日分揃えるところから始めてみてください。「いつもの味」が備えてあるだけで、親御さんの安心感も大きく変わるはずです。

防災ヒーロー
防災ヒーロー

赤ちゃんの「食べ慣れた味」が、災害のときにいちばんの安心になるぜ。今日から少しずつ備えていこう!

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